旅が大好きな人にとって、
『お茶』とは自然と縁が深くなるものです。
世界の各地で、その土地ごとにさまざまな飲みものがあり、
特に、チャイ、ティー、テ、シャイ、など語源を等しくした『茶』は、
実は同じ茶木から栽培されている親戚同士なので、
緑茶を飲み慣れている日本人にとっては、割とどこのお茶でも
親しむことができるのではないかと思います。
わたしが好きな旅先のお茶にアラブの国々で飲まれている
ミントティーがあります。
紅茶にミントを入れ、お砂糖をどっさり入れて、くるくるとスプーンで
かき回せば出来上りです。
灼熱の太陽の下のあつ〜〜い国々では、
溶け切れないほどたっぷりの砂糖の甘みやミントの清涼感が、
美味しいだけでなくて、ちゃんと体調を整えてくれるのです。
どこに行っても旅のつかれを癒してくれる紅茶のおもてなしは、
本当に旅人にはありがたく、またごちそうになる紅茶は、
楽しく陽気な時間の始まりを意味し、そういった時間を
その土地の人々と共有できる幸せが、中近東の旅の醍醐味では
ないでしょうか。
今宵は、中近東で出会ったアラブ人たちの陽気な歌と笑い声を
思い出しながら、紅茶にたっぷりのお砂糖に生のミントの葉を入れて、
旅の思い出とともにティータイムを過ごしたいと思います。 |