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フランス在住16年、オペラ・バレエ鑑賞が趣味の
はこぎくみこさんから届いた、オペラ座レポートです。
今年はじめに「教訓の旅 アイルランド」という本も出版しました。
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オペラ座が今シーズン開幕早々(劇場のシーズンは秋がスタート)、
超豪華ガラを打って出た。
その様子をちょっとご報告。
9月29日に行われた『英仏友好100周年記念ガラ』がそれ。
来賓にはチャールズ皇太子、シラク夫人、ラファラン仏首相などを筆頭に、
各界の著名人が顔を揃えたなんとも華々しい夜。
オペラ座正面階段から場内まで導く赤絨毯は当然のこと、
共和国兵達の立ち姿がメインホール大理石階段を飾り、
パリオペラ座と言えども異例の仰々しさと豪華さ。
その反面テロを懸念し、劇場入り口には空港さながらの金属探知機が
この晴れの日の為だけに特別設置され、
招待客ではない我々庶民は、オペラ座には見た目に不似合いな
この重々しい厳重警戒の門をくぐらねばならぬ。
庶民は赤絨毯の上を歩く権利はない。
中央の赤絨毯入り口にはこの金属探知機は無いからだ。
我々庶民は両端の入り口からの入場で、この差別に、
「犯罪人扱いされた」、と気を悪くしているちょっとお金持ちの
常連フランス人おばさま方々の姿も見られた。
まあそれはよしとし、この日の楽しみはなんと言っても当日着ていく衣装。
二週間前から日本人常連組みは、「ねえ、何着て行く?」、
との話題で持切りであった。
男性はタキシード、女性はイブニングドレスとのドレスコードのおふれが出た
とあって、ガラの公演内容より晴れ着を着たいが為にこの日のバカ高い
チケットを気張って購入した女性陣もちらほら。
よって場内、人々の衣装を眺めることによって開幕前より十分に楽しめる。
これ、なかなか面白い光景ですよ。
さて開幕。
先ずはチャールズの入場とともに英国の国歌が演奏され、
続いてフランス国歌マルセイエーズ。
国賓級来客は当然のことながら舞台正面のボックス席。残念な
がらチャールズ真上の席に居る私にはこの高貴な姿は見えず終い。
こういう時は正面ではなくサイドの席を押さえるものだと勉強になる。
惜しい機会を逃したものだ!!
英仏友好記念公演ということで、英国ロイヤルバレーのダンサーと
パリオペラ座ダンサーの共演プログラム。ロイヤルのプリンシパルとオペラ座
のエトワールダンサーが顔を揃えるのだから、非常に贅沢な公演である。
だが公演演目が少々地味であったのが物足りない。
豪華メンバーなのだから単なる共演ではなく、もっともっと派手な競演を
見る側として期待していた。
さて、晴れの姿を記念に収めるべく、友人知人を捕まえてはあちらこちらで
写真を撮りまくり、そして幕間のシャンペン片手に皆の衣装をチェックする。
公演後はそのまま帰るのも惜しく、深夜過ぎでも営業している
今風おしゃれ系レストランに足をのばして更にシャンパンで乾杯。
女ってやっぱりおしゃれするのが楽しい動物。
皆がウキウキと舞い上がった一夜でありました。
こんな機会、また是非欲しいもの・・・。 |